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寂しさは誰の身にも降りかかる

日々の日常のなかで、ふと寂しさを感じたり、人恋しくなったり、そんなときが誰にでもあります。あるいは、人と接する機会の少ない生活を送るなかで感じる孤独、と云うのもあるでしょう。さらに、ひとりではない時に感じる孤独、と云うのもあります。知人や友人といるときに「自分は皆とは違う」「誰も自分を解ってはくれない」そう云った意識に捉われるときです。考えてみれば、孤独を感じることなど、私たちにはありふれています。

心が開かれ気持ちを理解されること

そうしたときの人の孤独を癒すのは、やはり人でしかありません。「語ること」を通じて心が開かれ、気持ちが誰かに分かち持たれるとき、自然と人の心の寂しさが和らいでいくのでしょう。それは話し相手がいるから寂しくない、と云うだけではありません。誰かといても寂しいときはあるのです。大切なのは「解って貰うこと」「解ろうとして貰うこと」なのです。まさに気持ちが「分かち持たれる」という云うことが大切で、それには「対話」が必要なのだと云うことでしょう。

「話し相手サービス」と「カウンセリング」

とは云え、「話すこと」「語ること」によって、心が整理されたり、寂しさが和らいだりすることなど、実は、私たちは潜在的に知っています。ですが、話すためには聴き手が必要なのもまた事実です。そして、周りに適切な話し相手がいない、と云った事情を抱えることも多いものです。また逆に、周りの人には話せないと云った場合もあるでしょう。そんなとき「信頼のおける見知らぬ誰か」になら、話すことも、分かって貰うことも可能です。たとえば「話し相手サービス」や「カウンセリング」。寂しいからと云ってそんなものを利用するのは格好が悪い様な気がするかも知れません。けれど、誰にでもある寂しいときを独りで耐えてやり過ごす、と云うのもどうなのでしょう?人にとって孤独は避けられません。それで心が癒されるなら、気持ちを分かち合うのも良いのではないでしょうか。


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