おだやかな晴天の土曜の午後。夙川の畔を歩いてみれば桜の蕾がちらほらと。
今年もまた春が巡って来た。
別れと出会いの季節。そうでなくとも、何か新しいことが起こりそうな予感。そんなものを、そこはかはとなく感じるのは僕だけではないだろう。
もしかしたら、僕たちの今の暮らしのなかでは、実際には、そうたいした 「出会いと別れ」 など、ないかも知れない。
けれど、そんな予感を感じ、切なさにとらわれるのは、過去の思い出のせいなのかも知れない。
そしてまた思い出は、人それぞれの楽曲に彩られてもいるだろう。
この季節に思い出す曲。聴きたくなる曲。……さて、僕のベスト3はなんだろうか。
・「SAKURA」: いきものがかり :「さくら ひらひら 舞い降りて落ちて~」
・「春よ、こい」 : 松任谷由実 : 「淡き光立つ 俄雨 いとし面影の沈丁花~」
・「桜」 : 河口恭吾 : 「僕がそばにいるよ 君を笑わせるから~」
順位など到底つけられはしないが、こんなところだろうか。この季節になると、どうしても思い出し、そして切なくなる。
もちろん自分に云えることが万人に云える訳などない。人それぞれの春の3曲と云う話題で、話してみるのも面白いかも知れない。
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SAKURA
春よ、こい
桜